たかがCAD、されどCAD ? CADの技能で転職を成功させましょう

CADソフトはさまざま

このように、さまざまな業種が、図面の設計、製図、トレース業務などの仕事をCADを操作できる人を対象として、求人募集しています。ただし、ここでも分かるように、CADソフトにも複雑の種類があり、操作法やできる内容に多少の違いが出てきます。体得したCADの種類がどのようなもので、求人募集されているのはどのような種類のCADソフト体得者かも、CADをいかす仕事を探す場合にも重要な情報となります。そこで、ここで、主要なCADソフトを概観しておきましょう。

AUTO-CAD

2次元CADで、高度な寸法記入を可能とし、操作性にもバージョンアップごとに利便性を上げています。多くの現場で採用されています。

JW-CAD

DOS版で人気を博したCADが、Windowsなどに移植されたものです。線種などの細かいカスタマイズが可能です。また、独自のファイル形式のほか、他の多くのファイル形式の読み込みと保存が可能です。

Vectorworks& Renderworks

これも会社企業ではよく取り入れられています。2D、3D、ワークシート、データベースまで備えた多機能なCADソフトです。Windows、Macの両方対応している点でも人気があります。データの互換性も強力で、1つのソフトで一貫した製作を可能にしています。

TurboCAD

老舗のCADソフトで、長年の使用の中で進化を遂げ、プロユーザーから愛用されてきました。

CATIA

米国フォード社が自動車の設計・エンジニアリングのグローバル標準にしたことで一躍有名になったCADソフト。製品開発を一手に担う高機能化が売りです。CATIAは、自動車、航空宇宙、造船、エレクトロニクス、装置設計、ファッションデザインにわたる幅広い業種で活用されています。